tome-rukun(公開技術情報・2020.07 仕様変更)

さらなるデザイン性の追求や階層構造化する住宅環境において、洗濯機の振動と騒音問題が多方面で問題視されつつあります。これまでの一般的な防振ゴム等の暫定対処とは異なり、produce・Dは独自の防震技術ならびに施工法により洗濯機の振動を約50%も抑制・削減し、また騒音も相対的に大幅に抑制する洗濯機専用置台の開発に成功しました。

改良型・とめーる君パンフレット(広告版)  PDF 750KB

改良型・とめーる君パンフレット(市販品)   PDF 1MB

 

 

守秘技術情報について

tome-rukun本体機能部における技術的要素については、弊社にて重要な守秘的判断が妥当として取り扱う部分に関しては情報開示に応じかねる点がございます。

 

測定データについて

測定データについては、住宅床における振動成分をFFTレベル減衰相対値による可視化にてより具体的かつ論理的にその性能を示しております。

また、騒音減衰性能についてYouTubeチャンネルで公開中の映像は音声ゲインを一切行っておりません。当方の映像編集BTOマシンに格納されているサウンドファイルは、マスタaviを取り込んでから一切映像主部の音声エフェクトは実施しておりませんので、臨場感ある生の映像と音声になっています。

 

環境物質について

 機能部表層は塩化ビニール樹脂を主体としたフロアクッション(ケアホーム等の高齢者入居施設等の床材クッション:骨折やケガの防止目的で幅広く採用されています)を採用しています。また、材質はトルエン、キシレン、エチルベンゼン及びスチレン(4VOC)ならびにF☆☆☆☆(エフ・フォースター)基準においても告示対象外の材質を利用しています。

メラミン化粧板(熱硬化性樹脂高圧メラミン化粧板)については、ホルムアルデヒド発散建築材料に該当せず、製造メーカでは告示対象外ではありますが念のため種別は規制対象外であることの証明書をWEBサイトにて告示・発表しております。

 

劣化試験について

劣化試験については製品部材の品質保証性能と、機構部を持たない本製品(とめーる君)の仕様ならびに構造からその必要性はありません。(以下の技術的な情報を参照下さい)

本体機能部に採用しているフロアクッションの機能・仕様は以下の通りである。

   重量:2.8kg/㎡
   厚さ:4.5mm
   滑り性(C.S.R値):乾燥 0.71 水ダスト 0.47
   耐摩耗性:0.04mm (フローリングJAS摩耗A試験・100回転あたりの摩耗減量)
   密度:632kg/m3

採用部材の仕様は直接製品と摩擦体が干渉する場合の摩耗性能ならびに耐熱および防滑性を述べていますが、本体機能部が恒常的に摩擦体による移動位置エネルギーの干渉を直接的に受ける事はtome-rukunの構造・仕様から言って有りえません。(いわゆる振動吸収構造体が直接的に外部摩擦と擦れ合う事が無い)

また、製品の使用される水回りに関して火災等の影響が無い限り熱エネルギー等の干渉を受けないため、洗濯機の部品在庫保有期間である概ね5年~7年において本製品が著しく機能劣化する等の瑕疵性はありません。


メラミン化粧板については、飲食店等のテーブルやカウンター等に多用される高耐性を保有した部材であり、火災等による高温熱損や、油、化学薬品等の湿性汚損等による著しい化学反応劣化等が無い限りその表面性能は市場で見られる耐久性そのものです。

 

穴あけ位置を変えた場合の性能

基本的に性能は変わりません。洗濯機の振動は機械本体の ” 足 ” から振動面積として機能部に伝搬・吸収されます。なお、本製品の工法自体が特許であり本特許工法を遵守し施工した場合の伝搬エネルギーは、構造体へ直接振動エネルギーとして変換される事を妨げるため、工法を遵守した場合には機能部のビス止め位置是非は性能を左右する事は無い基本的な性能に影響はございません。

また、工法(木軸、2×4、S造、RC造)や構造(ラーメン構造、壁式構造)等により本製品施工法を遵守する場合、ビス止め位置は柔軟に設計上の範囲で弾力的に変更をお願い致します。